アムステルダム出張日記【4】

4月25日の火曜日、ホテルにチェックインしてあれこれ片付けを済ませた頃にはすでに19時半頃になっていた。ただ、もともとこの日はホテルの近所で食事を済ませて早々に寝てしまおうと思っていたのだが、Googleマップで探してみても界隈にはほとんど店がなく、到着初日からホテル内のレストランで食事をするのもつまらなかった(というか、それは奥の手として残しておきたかった)ので、なんとなく出掛けてみることにした。しかもこの時期のヨーロッパは21時頃までは空が明るいため、まだまだ夜が更けてきたような感覚にはなりにくいのだ。

まずはホテル周辺の環境確認も兼ねて、METALLICAの公演会場であるJOHAN CRUIJFF ARENAまで向かってみた。会場自体がデカいのでホテルからもよく見え、迷わずまっすぐに行ける。結果、所要時間は徒歩12分ほど。ただし会場前まではそれくらいで行けるが、そこからBOX OFFICEのあるゲートまで歩くだけでも5分くらいかかりそうだ。とにかくデカい。

目的地までの道程を確かめたところで、今度は会場最寄り駅からメトロに乗り、街の中心部へ。アムステルダム中央駅までは乗り換えなしで20分ちょっとだった。東京駅の建設時にモデルとされていたとの説もあるこの駅には、なんだか懐かしさを感じさせられてしまう。そしてその駅前からダム広場へと向かい、いわゆるオールドタウンを散策。途中、FEBO(これについては後述)でコロッケを買って食べた時点でもう夕食は不要という感じだったので、いわゆる飾り窓地帯にあるバーでビールを2杯ほど呑んでホテルへと戻った。赤いライトに誘いに惑わされたりすることもなく。

ちなみに今回訪ねたのはEXCALIBURというバー。入店した際にはMÖTLEY CRÜEの“Dr.Feelgood”が流れていて、その後もずっとBGMはハード・ロック、ヘヴィ・メタルばかりでした。僕がもしもアムステルダムに住んでいたなら、おそらくFROM DUSK TILL DAWNとかに行く感覚でこの店に通っているのだろうなと思う。

そしてFEBOというのは、街なかのいたるところにあるチェーン店で、揚げたてのコロッケなどを自動販売機で購入できるシステムでお馴染み。日本で言えばコンビニで唐揚げを買えたりするのに近いようにも思うのだが、こういうお店、日本にもあったらいいのに。MEAT ARAIさん、業務拡張の一案としていかがでしょう?

HPを見てみたところデリバリーもやっている様子。そして、下の写真はFEBOの店内。ガラスの扉の向こうに揚げたてが1個ずつ入れられていき、コインを投入したりカードをかざしたりするとケースが開いて取り出せる仕組み。コロッケだけでなくチキンとか、バーガーとか、餃子みたいな具材のやつもあり「さて、果たしてこれは何?」などと思いながら食べるのも楽しい。

ところでこのブログは、スキポール空港での帰国便搭乗までの待機時間が妙に長かったので、暇つぶしのために書いたもの。次回はMETALLICAのPOP UP SHOPの話など書くつもりです。

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増田勇一のmassive music life

いつのまにか還暦を過ぎてしまった音楽系モノカキの、 あまりにも音楽的だったり、案外そうでもなかったりする 日々。