アムステルダム出張日記【8】

4月27日の夜、METALLICAのツアー初日公演を観て徒歩でホテルに戻ると、時刻はすでに24時。さすがにそこですぐに原稿を書き始めるほど勤勉ではない増田は、買い置きしてあったポテチなどつまみながらビールを2缶ほど呑んで就寝。やはりそれなりに疲れていたようで、ぐっすりと眠ってしまった。

翌28日はライヴのない日。MELKWEGというクラブでは『METALLICA-AMSTERDAM TAKEOVER』などと銘打ちながら、カメラマンのロス・ハルフィンのトーク・イベント、過去のライヴ映像作品を流す「爆音上映会」的な催し、トリビュート・バンドのライヴ、さらには29日の公演のスペシャル・ゲストでもあるICE NINE KILLSのライヴなどが昼間から夜にかけて行なわれていたりもしたのだが、気付いた頃にはチケットが完売していたため観覧を断念せざるを得なかった。

というわけで、この日は完全に自由行動。小雨の降るあいにくの天気ではあったが、以前訪ねたことのあるレコード店が11時開店であることがわかったので、午前中のうちからそこに向かった。レンブラント広場の近くにある『CONCERTO』という店で、かなり床面積が広く、新譜も中古盤も扱っている。METALLICAの「72 SEASONS」もかなり派手に店頭展開されていて「今週の1位」になっていた。結果的に自分が購入したのはMOTT THE HOOPLE、MR.BIG(英国のバンドのほうね)、NAZARETHの中古盤だったのだが。

その後、徒歩で街の中心部であるダム広場方面に向かってみたところ、METALLICAのポップ・アップ・ショップが一昨日とは比べようのないほどの混雑ぶり。相変わらず入店者数を制限しているようで、行列が数百人単位で続いていた。これから並んでも1時間くらいは待つことになるんじゃないだろうか。一昨日のうちに来ておいて良かった!

そして、そろそろ腹が減ってきたなと思いつつ歩いていたところ、界隈に良さげなパンケーキ店が見つかったので昼食はこちらに決定。オランダ風ポテトパンケーキ(チキン、マッシュルーム、チーズ入り)なるものを注文したのだが、これが大正解だった。パンケーキ自体は「厚めのクレープ」という感じでさほど甘くなく、とにかくチーズが旨い。そして結果、チーズ専門店に立ち寄ることになったのだった。

パンケーキの写真を見ていたら本当に腹が減ってきたので、そろそろ昼食にしようと思う。というわけで、今回はここまで。

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増田勇一のmassive music life

いつのまにか還暦を過ぎてしまった音楽系モノカキの、 あまりにも音楽的だったり、案外そうでもなかったりする 日々。