ロンドン滞在記:第9日(3月28日)

クリス・シフレットのライヴを楽しんだ27日の夜、ホテルに帰還後はほぼ寝ずに過ごした。連夜のライヴ会場で調子に乗ってTシャツを購入し続けていたため、荷物の量が大幅に増えていたので、スーツケースにキッチリ収まりきるかどうかが不安だったためだ。結果、持参していた衣類圧縮袋が役に立ち、洗濯物をそこに詰め込んだことで比較的あっさりと解決。ちなみに下着と靴下は日数分持って行かず、2回ほど洗面所で洗濯していた。Tシャツについても「前の晩に購入したものを翌日のライヴに着ていく」という形にすればもっと荷物を減らすことは可能だったのだが、さすがにJUDAS PRIESTを着てABBA VOYAGE、ABBAを着てMR.BIGを観に行くのはいかがなものかと思ったのだった。とはいえJUDAS PRIESTのTシャツ着用者の姿はABBA VOYAGE、MR.BIG、DRAGONFORCE/AMARANTHEの各会場でも見掛けたけども。

そして28日は早朝にホテルを出て、地下鉄でキングスクロスからパディントンまで移動し、そこからヒースロー・エクスプレスで空港へ。これは時間もかからないし快適。空港到着後は、すでに夜のうちにオンライン・チェックインを済ませていたので荷物を預けるだけで済み、少しばかり時間を持て余す結果となった。ただ、空港で時間の余裕を持てないのは好きじゃないので、これはこれで自分的にはOKなのだ。

往路はブリティッシュ・エアウェイズの羽田→ロンドン直行便だったが、復路はフィンエアーを利用。ロンドン→ヘルシンキ→成田というルートでの帰還となった。機内はほぼ満席だったが、なかなか快適。移動中、眠ることはほとんどできなかったが、いくつか映画を観たり、めずらしくゲームをするなどして過ごした。

そういえば英国航空の機内エンタテインメントにはBBCのライヴ音源を楽しめるチャンネルが設けられていたが、フィンランド航空の機内リスニング・チャンネルには『ヘッドバンガーズ』というプログラムがあり、「さすがはメタル人口の比率の高い国!」と思わされた。そういえば、かつてヘルシンキを訪れた際には、空港の売店でLORDIのTシャツが売られているのをみつけて驚かされたものだ。さすがに今ではそれも見当たらなくなっていたが。

長いフライトを経て帰宅した頃には、29日の夕刻になっており、ロンドンのホテルを出発してから丸1日以上が経過していた。そこまで長くは感じられず、帰宅後はわりと元気にしていたが、同夜の首振りDollsのライヴについては観覧を断念せざるを得なかった。しかもそれから3日間ほどは時差ボケを引きずる結果となった。こうして8泊10日のロンドンの旅は終わった。さて、次はいつ、どこに行けるのだろうか?

ヘルシンキの空港ではムーミンが出迎えてくれました♬

帰国便の機内食。右上に見えるのはコールスローなのだけど紙製容器入り。これはいいな、と思った。ミートボールのパスタもわりとイケた。


こんなプログラムがあること自体がフィンランドらしい。1曲目のJUDAS PRIESTの選曲がシブいね!

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増田勇一のmassive music life

いつのまにか還暦を過ぎてしまった音楽系モノカキの、 あまりにも音楽的だったり、案外そうでもなかったりする 日々。