決してくじ運が強いほうではないのだが、先頃、ツイッターにて実施されていた『3.11から10年の節目「楯野川 純米大吟醸 光明山田錦」プレゼントキャンペーン』に応募したところ、見事当選。一昨日、厳重に梱包された状態で、クール便にて手元に届いた。
なにがすごいかって、このお酒、税抜き価格20万円の限定品。転売防止のためにシリアルナンバーも付けられていて、僕の手元に送られてきたものは19番だった。
今回のキャンペーンでの当選枠は55名という狭き門。正直、日本酒は好きだけども全然詳しくないのだが、FOO FIGHTERSのコラボ酒を購入した際に楯野川のツイッター・アカウントをフォローすることがなければ応募することもなかっただろうし、こんなにも貴重なものを手にすることができたのはFOO FIGHTERSのおかげと言ってもいいのかも。ありがとう、デイヴ・グロール!
そんな貴重なものゆえに、ひとりでこっそり吞んではバチが当たるような気がして、昨夜はそれを渋谷のロック・バー、Sweeet Rock(メロディック・ハード・ロック専門です!)に持参して開栓の儀を執り行ない(大袈裟ですかね)、日ごろからお世話になっている方や、お礼をしたかった方たち数名とともに楽しんだ。
キーンと冷やしたこの光明山田錦、「おそらく甘いのだろうな」と思っていたら全然そんなことはなく、柔らかな口当たりで香りもほんのりとした感じなのだが、喉で感じる味はむしろ辛い部類に入るといえるのかも。しかも喉にまとわりつく感じというのが一切なく、これまでに経験したことのない味わいだった。とはいえ風変りなわけでも強い特徴があるわけでもなく、とにかく上質な感じ。値段を知らずにいたら何杯でもおかわりしてしまいたくなるような呑みやすさだった。
こうして書いていてふと思ったのは、自分はグルメ・ライターや食レポなどには向きそうもないなということ。味わいについて伝えるうえでの語彙が圧倒的に不足している。しかしそんなことはともかく、いろいろな意味で窮屈な状況が続いているなか、落ち着ける場所で、マスク&小声とはいえ会話を楽しみながら、乾杯することができて良かった。今、不安なのは、ここから日本酒の世界にちょっと深入りしてしまいそうな気がすることだけだ。
「楯野川 純米大吟醸 光明山田錦」についてはこちらを参照のこと。
FOO FIGHTERSのコラボ酒はこちら。
増田勇一のmassive music life
いつのまにか還暦を過ぎてしまった音楽系モノカキの、 あまりにも音楽的だったり、案外そうでもなかったりする 日々。
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