You know who they are?

3月12日、渋谷・duo Music Exchangeで、GUNS LOVE ROSESの本気に魅せられた。たかがトリビュート・バンド、と侮ることなかれ。ホンモノの敬意と愛情は、その人自身を成長させ、理想へと接近させることがあるのだと実感させられた。

とはいえ所詮コピー・バンドの延長だろ、という見方をする人もなかにはいるだろう。確かに僕自身も初めて彼らのライヴを観た時には、「ああ、やっぱり日本のバンドがやるとこの程度になるのか」という感覚が少なからずあったことを認めざるを得ない。もっと言うなら、その後もいくぶん贔屓目に見てきたところはあったと思う。だけどもこの夜に僕が味わったのは、まさしく感動だった。僕自身にとっても〈初めて耳にしたGUNS N' ROSESの曲〉にあたる“Reckless Life”で幕を開けたショウは、マスト・チューンの数々を網羅しながら、本家がもはやプレイしなくなった曲なども随所にちりばめつつ、2時間以上に及んだ。演奏の精度も確実に向上していたし、NAXLの歌声が、本当にアクセル・ローズそのものに聴こえる瞬間が多々あった。いや、正確に言えば〈あの頃のアクセルの声〉ということになるのだが。

トリビュート・バンドの場合、まずその本家にあたるバンドのファンを納得させられなければ支持を得ることはできないし、未来もない。何もかも知り尽くしているファンの前で生半可なことをやれば信用を失うことになるし、〈GN'R愛に免じて許してやろう〉みたいな目で見られることにもなりかねない。が、この夜、彼らを初めて観た人たちは〈また観たい!〉と思ったはずだし、これまで観続けてきた人たちはこのバンドのことを誇りに思えたに違いない。つまりGN'Rのトリビュート・バンドのファンではなく、GUNS LOVE ROSESのファンになった人がたくさんいたはずなのだ。

というわけで、次に観る機会が今から楽しみだし、いわゆるトリビュート・イベント以外の場や、それこそいつか海の向こうでも彼らのライヴを観てみたい。以下は、当日、僕が撮影した写真の一部である。ほぼ時系列に並べてあるので、紙芝居的に楽しんでいただければ幸いだ。








http://www.gunsloveroses.com/Guns_Love_Roses/Top.html

youmasuda's Ownd

50代半ばというよりはアラ還に近付きつつあるライター増田勇一の、音楽的だったりそうでもなかったりする日々。

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