三日坊主でもいいじゃない。

新年を迎えるたびに「今年こそ」と目標を定めたり新しいことを始めようとして三日坊主で終わったりするのが常だけども、結果的に三日坊主に終わろうとも何かに取り組み始めようとすることには価値があるように思う。というわけで今年は去年果たせなかったあることにも挑もうと思っているし、いつも長続きしなかった新習慣を身に付けたいものだとも考えている。どちらもあくまで「本日現在は」という話だし、何を目指そうとしているのかは秘密だが。

さて、せっかく1月1日なので、最初に聴くのはU2の"New Year’s Day"にしようかと思っていたのだが、なんだかちょっと重いので(楽曲自体の背景等はwikiなどで検索してみて)、PILOTの"January”を選んだ。スコットランド出身のポップ・ロック・バンドによる1975年のヒット曲で、当時は「英国シングル・チャート初登場からわずか2週でNo.1に輝いたヒット曲」として話題になった。アメリカでは、日本でもおなじみの"Magic”が大ヒットしたもののこの曲はコケたのだけども。

この曲のシングル盤は、中学3年生だったその年に手に入れた。『guts』という音楽誌のクロスワード・パズル懸賞で当たったレコード券を使って購入したのだった。確かLPとシングルを1枚ずつ購入できる金額だったと記憶している。本当はこの曲が収録されている彼らの2ndアルバム『SECOND FLIGHT』が欲しかったのだが、レコード券を取り扱っていた近所のレコード店には残念ながら置いていなかったので、代わりに購入したのがこのシングルとWINGSの『VENUS&MARS』だったというのもちょっと運命めいている。

そして『SECOND FLIGHT』についてはのちにCDでも購入したが、ごく最近になってLPも中古盤で手に入れた。日本盤の解説は大先輩の東郷かおる子さん。なんだかそこにも勝手ながら縁を感じてしまう。

というわけで今年の音楽生活は、自分にとって洋楽ロック・ファン元年ともえる1975年モードでのスタートとなった。さぼり気味だったこのブログも、更新頻度を上げていこうと思う。三日坊主になるかもしれないけども。



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増田勇一のmassive music life

いつのまにか還暦を過ぎてしまった音楽系モノカキの、 あまりにも音楽的だったり、案外そうでもなかったりする 日々。