約4週間のご無沙汰でした。

ああびっくりした。俺、6月12日以来まったく更新していなかったんですね。怠けすぎにもほどがある、という感じ。というか、怠けていたつもりがまったくないからこそ、結果的にこんなにもブランクが長くなっていたことに驚かされたわけなのだけども。

ずっと更新できずにいたのは、この場に何かを書く以前に書かなければならないものがずっと山積みになっていたからだ。単純にいえば『MASSIVE Vol.31』の制作期間中だったからでもある。これを作っているときの僕の作業は、通常の〈依頼を受けて、取材して、書く〉というプロセスだけでは終わらない。誰を取材するかを決めるのも、その取材のブッキングをするのも、フォトグラファーやデザイナーとの打ち合わせも、記事の並べ方と各々のページ数を決めるのも、記事にタイトルなど付けたりするのも、原稿チェックの手筈を整えるのも、僕の仕事だ。だから、しんどい。だけどもこの『MASSIVE』だけは〈自分の雑誌〉として作らせていただいているので、取材と執筆以外のすべては丸投げ、というわけにはなかなかいかない。

今回の作業にあたり、僕はひとつ、とんでもない計算間違いをしていた。lynch.の巻頭特集記事を、1本と数えていたのだ。実際にはメンバー5人の個別ロング・インタビューが掲載されるわけで、それは記事5本分に相当する。事実、それだけで50ページ以上あるしね。そして結果、この巻頭特集をまとめるのに、想定していた何倍もの時間を要してしまった。しかし当然ながら締め切りは変わらない。あとはもう、時間との闘いだった。7月2日には恵比寿・リキッドルームにて、何がなんでも絶対に観たかったSTONE TEMPLE PILOTSの一夜限りの東京公演があったのだが、今回の号にまつわる僕の全作業が終わったのは、その日の19時25分のこと。幸いこの夜のライヴの開演時刻は19時30分だったので、そのまま着替えもせず家を出てタクシーに飛び乗り、会場へ。冒頭の3曲ほどを観損ねてしまったが、そこから先は存分に楽しませてもらった。

そしてこの『MASSIVE Vol.31』は無事に印刷へとまわり、あとは7月11日の発売を待つばかりとなった。〈本ができてきてみたら中面が真っ白だった〉という夢を見たことがある同業者は少なくないはずだが、僕も実際、それに類する悪夢を何回も見たことがある。幸い、それが正夢になったことはまだ一度もないけども、今回もなんとか無事に店頭に並んでくれることを願っている。そして同じく7月11日に発売を迎えるlynch.渾身のニュー・アルバム、『Xlll』にも是非注目してほしい。このアルバムについては当然ながら誌面でもたっぷり書いているが、この場でも改めて何か書きたいと思っている。もちろん、他の掲載アーティストについても。

『MASSIVE Vol.31』は、7月11日発売です!



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50代半ばというよりはアラ還に近付きつつあるライター増田勇一の、音楽的だったりそうでもなかったりする日々。

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